2024年時点で約7年間も続いているAM4ソケットCPUに最終バージョンとなるXTシリーズが登場です!
今回はこのXTシリーズの性能と価格を紹介し、既存のCPUと比べてどこが違うのか?コスパはどうなの?といった疑問がある方へ向けて比較をしていきます。
そもそも末尾のXTってなに?
AMD製CPUの末尾には「G」や「X」などのアルファベットがよくついていて、GPU搭載版が「G」、オーバークロック版が「X」という意味です。
「XT」は簡単に言うと「X版を少し調整したバージョン」という意味で、既存のモデルとそこまで大きな差はありません。
ではなぜわざわざ出すのかというと、単純に「ライバルのIntelに対してラインナップ不足を感じさせないため」という理由で、次世代モデルが発売されるまでに新鮮さを少し追加する繋ぎのCPUという立ち位置です。
今回だけでなく、過去の3000シリーズにも3600XT・3800XTなどのモデルが登場しています。
Ryzen 7 5800XTのスペック

| CPUコア | 8コア16スレッド(定格3.8GHz最大4.8GHz) |
| キャッシュ(L2+L3) | 36MB |
| TDP | 105W |
| 価格(2024年8月現在) | 約48,000円 |
既存の5800Xと比べると、最大クロック数が0.1GHz、キャッシュが4MB上昇していて、若干ながらスペックアップをしています。
それ以外は変わらないので、総合的に見ても大きな差はなくほぼ同スペックと思っていいでしょう。
Ryzen 9 5900XTのスペック

| CPUコア | 16コア32スレッド(定格3.3GHz最大4.8GHz) |
| キャッシュ(L2+L3) | 72MB |
| TDP | 105W |
| 価格(2024年8月現在) | 69,800円 |
既存の5900Xと比べると、4コア8スレッド分もグレードアップしていて、キャッシュ容量が8MB上がって、定格クロックが0.4GHz下がっています。
コア数が変わっているので、5900Xとは全く別物の上位CPUと言っていいでしょう。
キャッシュ容量も多いので、グラボとのデータのやり取りがスムーズで、ゲーム内fpsの向上も期待できます。
XよりもXTの方が性能がいいの?

というわけで、他のCPUとのスコアを比較してみました。
スコアの目安としては、40,000付近からハイエンドCPUと言っていいでしょう。ゲーム用としてはだいたい20,000付近であれば十分快適に運用できるレベルです。
5800X・XTに関しては性能に差はありませんが、5900X・XTに関してはさすがに4コアも違うので5900XTの方が段違いに性能が良いです。
肝心なのはコスパだよ!となると思うので、次項で価格の比較もしてみましょう。
既存の同ナンバーCPUとの価格を比較

両モデルのX版とXT版のスタート価格と、現在の価格を比較してみました。
5800に関してはX版のほうが現在価格が安いので、5800Xに軍配が上がります。
注目すべきは5900XTで、AM4ソケットCPUの中でトップクラスのスペックを誇りながら70,000円を切る安さが魅力です。
AM4ソケットの最高スペックと言えばRyzen 9 5950X(約75,000円)でしたが、5900XTの方が性能も高くて価格も安いので、AM4ソケットのハイエンドCPUを買うなら5900XTはかなりおすすめのモデルと言えます。
もう少し待って価格が下がるのを狙ってもいいですね!
まとめ:5800XTは様子見、5900XTは買い!
まとめると、性能があまり変わらず価格がまだ落ち着いていない5800XTは様子見で、買うなら5800Xの方が良いでしょう。
5900XTは、5900Xと比べるまでもなくスペックが違いすぎるので、AM4ソケットのマザーボードでまだまだ頑張るぞ!という方向けのハイエンドCPUとしてかなりおすすめできます!