今回はGeforce最新世代のGPU「RTX 3060Ti」を紹介します。
「BTOショップでよくRTX 3060Tiモデルがおすすめで出てくるけど、なんで?」
「実際ゲームでどのくらいの性能を発揮するの?」
といった疑問を持つ方に向けてわかりやすいように解説するので参考にしてください!
「RTX 3060Ti」のスペック

| アーキテクチャ | Ampere |
| メモリタイプ | GDDR6 |
| メモリ容量 | 8GB |
| メモリバス幅 | 256bit |
| メモリスピード | 14Gbps |
| CUDAコア数 | 4864 |
| 消費電力 | 200W |
| 3D Mark Time Spy Graphics | 11966 |
| 販売価格(2023年2月時点) | 約6.5万円 |
RTX 3000シリーズに搭載される「Ampereアーキテクチャ」は、DLSS2.0(画質を向上させ負荷を下げてfpsを向上させる技術)と、レイトレーシングに対応しています。
レイトレーシングとは、物体に対する光の反射を正確に表現する技術で、鏡・水面・金属などに反射して映る映像をくっきりさせ、よりリアルな描写が可能になります。
GTXシリーズのグラボと比べて、前述した2つの機能によるパフォーマンスが圧倒的に有利と言える部分で、特に同クラスの性能を持つ「GTX 1080Ti」とはこの機能によってリフレッシュレートや画質が変わってきます。
「RTX 3060Ti」と他GPUの価格とベンチマークスコア比較(2023年2月時点)

現在市販されているNVIDIA製グラフィックボードの主要なモデルを、価格とベンチマークスコア(3D Mark)で比較してみました。
10万円まで行くとさすがに手を出しにくいですが、「RTX 3060・3060Ti・3070」は10万円を切るので、ここらへんが最も人気がある価格帯でしょう。
その中でどれを選ぶかというと価格に対する性能になりますが、「RTX 3060Ti」は3060に比べて15,000円をプラスすれば約30%スペックが上がるのでコスパが非常に優れているといえます。
同じく15,000円プラスすればRTX 3070にまで手が届きますが、スペック差は約15%なのでなるべく安く性能を確保したいGPUを選ぶ場合は「RTX 3060Ti」に軍配が上がります。
「RTX 3060Ti」と他GPUのfps比較

超重量級のPCゲームである『サイバーパンク2077』で他のGPUとのfpsを比較してみました。設定はフルHDと4KでそれぞれレイトレーシングとDLSSをONにした状態(GTX 1080TiはDLSS未対応)で、平均fpsを算出しています。
素のスペックではほぼ同等である2世代前のハイエンドGPU「GTX 1080Ti」と、約20%以上もfpsに差をつけDLSSの負荷軽減の恩恵が大きく出ていることがわかります。
超重量級のゲームでもフルHDであれば、最高の画質設定にしても安定して60fps以上を稼げる事がわかります。ひとつ下の「RTX 3060」では状況によっては60fpsを下回る事があるでしょう。
そのため、「フルHDであればどんなゲームでも最高画質にして遊べるGPU」と言えます。
『モンスターハンターライズ』『Apex Legends』などの中量級ゲームではフルHDで144fps以上、WQHDや4Kで60fps以上も設定次第で狙えます。
コスパは高いが急がないなら「RTX 4060」を待っても良い
「RTX 3060」はコスパが高いゆえに人気なのはわかりますが、RTX 4000シリーズのグラボがまだ全シリーズ販売されていない段階なので、同ランクの最新世代である「RTX 4060」を待つのも一つの手です。
2023年以内に「RTX 4060」をリリースするとアナウンスされており、価格の予想は約8万円台という意見が多いです。
少し待って「RTX 3060Ti」を購入する資金にプラス2万円くらい貯めておけば、「RTX 3070」と同じくらいの価格でスペックが高い「RTX 4060」を購入できるので、かなりお得な買い物ができます。
まとめ
「RTX 3060Ti」は、まとめると「フルHD最高画質〜4Kも画質を調整すれば行ける6万円台のグラボ」なので、いろんなBTOショップが一番オススメできるゲーミングPCに搭載し、人気が高いグラボです。
最近発売されるPCゲームは、最新のゲーム機であるPS5を基準に制作されているものが増えてきたので、PCゲームの推奨スペックも「RTX 3060Ti」クラスのグラボを積まないとクリアできないケースが増えています。
PS5よりもスペックの高いグラボといえば「RTX 3060Ti」なので、そういう点でも人気があります。そのため、ゲーミングPCと言えるラインのグラボは「RTX 3060Ti」と言えるでしょう。
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