後編となる今回は、「アケコン選定の予備知識」「オススメのアケコン」について紹介してきます。もしまだ前編を読んでおらず、この記事に辿り着いた人がいたら、こちらの記事を読んで、後編を読んでください!
少しマニアックな内容になるので、頑張ってついてきてください!
アケコン選定の予備知識

それでは、製品名を具体的に上げる前に筆者のアケコンの選定理由と好みについて説明していきます。前置きは長くなりますが、ここが重要です!
また、個人の環境や好みが違いますので、選定品の中には「購入していない商品」や「使用したことのない商品」が含まれる事はご了承ください。
メンテナンス・カスタマイズの手軽さ
メンテナンス・カスタマイズの手軽さに関しては、筆者が特に重要だと感じています。安くて手に入りやすい商品の中にはボタン、レバー等の換装ができない商品があります。
一応、工具があれば不可能ではありませんが、専門的な知識が必要となるため、一般的ではありません。
とある商品は、「外装をボタン1つで開封できたのに、新型になるとプラスドライバーが必要になったために、旧型にプレミア価格がついた」といった事態も発生しました。つまり、メンテナンス・カスタマイズの手軽さは商品自体の価格にも大きく影響してきます。
そのため、今回オススメするアケコンに関して、プライスドライバー以外が必要な商品は除外しています。
アケコンの入手難易度と価格
アケコンは、発売タイトルなどの時期にもよりますが、高騰しやすい傾向にあります。
名機と呼ばれるアケコンでも、古い商品や供給が少ない商品は価格が異常に高騰していますので、入手しづらいものはなるべく除外しています。
本体のサイズと重量
本体サイズと重量は、プレイ環境に大きく影響するため、考慮する必要があります。
重量に関しては2〜5.5kg、サイズは.タブレット端末位からアーケード筐体再現サイズまで様々なラインナップがあります。
大きく重い商品はアーケード環境に近くなり、安定感やボタンの押し心地、メンテナンスのしやすさに優れています。一方で、小さく軽い商品は、膝置きの疲労負担、収納スペース、持ち運びに優れています。
自分にあったサイズや重量でないと、使用するのが億劫になり「せっかく買ったのに使用しない」といったことにもなるので注意しましょう。
筆者オススメのアケコン紹介
少し前置きが長くなりましたが、お待たせしました!筆者オススメのアケコンを紹介していきます!
ホリ製「Fighting stick α」ノワール配置

迷ったらこれで大丈夫です。ここを基準にランクを決めても良いと思います。類似品として同社製のリアルアーケードプロ(RAP)シリーズがあります。
なんといっても、本製品最大の特徴が中へのアクセスの良さです。ボタン一つでケースが開くため工具不要なのが非常にうれしい!この機能が市販品では少なく、このランクではこれのみです。
サイズに関しては、横幅を抑えて縦長になっていますので安定感も抜群です。ケースが薄型で重量も抑えられていますので膝置きでも負担が減少している点も〇
ボタンマッピング機能があり、専用ソフトをホームページからダウンロードすれば本体がボタン割り当てを覚えてくれます。友人宅やオフラインイベントなど自宅環境外でも再設定不要なのはうれしいポイントです。
天面を外してデザインシートを、自分だけのオリジナルデザインにカスタマイズできますので、おしゃれなアケコンを外環境でみせつけるのも一興です。
注意点は初期部品がホリ製ですので、アーケード環境に近づけたい方は三和製などに換装が必要ですので費用が上乗せされます。
ホリボタンの特徴は静音性とストロークの短さです。入力までの遊びが少ないので、反応が良い反面、同時押しの難易度が上がりますので誤入力の頻度が上がります。好みの問題ですので苦手な方は換装しましょう。
唯一の欠点はカスタマイズの拡張性でしょうか。ケースを薄くしているため一部の高級品や
海外製のレバーが底に干渉してしまいます。どうしても使用したい方は削るなどの改造が必要になりますので注意してください。
拡張性はRAPシリーズのほうが高いのでそちらも視野に入れると良いと思います。
Qanba製(クアンバ)「Drone(ドローン)」ビュウリックス配置

アケコンメーカーで、ホリと並ぶ2大巨頭でわるクアンバから、ドローンの紹介です。小さく軽い本製品は収納にも困らず膝置きも容易で女性にも扱いやすい製品となります。一部の女性プロゲーマーも使用していますので扱いやすさは保証されています。
最大の特徴は低価格!他と比べると半値で購入できますので、アケコン初心者も試しやすいモデルですね。部品換装も問題なくできますので、最低でもこのモデルから上げていくのが良いと思います。
難点は長所でもある、サイズに関連しています。その小ささから拡張性が低く一部のレバーや、ねじ込み式のボタンが使用できません。*改造すれば可能です。
また、初期部品がクアンバ製というのも気になります。クアンバ製品は、本体の評価に関しては非常に高いものの、部品に関しては評価が低くおすすめできません。
入力面の良し悪しは人によって異ますので、触って問題なければ大丈夫ですが…とにかくうるさい!ケースサイズとの相乗効果でボタンの爆音が周囲に響き渡ります。家族への騒音を気にする人は、換装必須ではないでしょうか。
Qanba製(クアンバ) 「Obsidian (オブシディアン)」ビュウリックス配置

最初から難点を書きたくはないのですが、ハイエンドモデルだからといって、手放しでおすすめはできません。というのも、まともに入手できるハイエンドモデルが、現在オブシディアンのみとなっているからです。
オプションボタンの配置が悪く、レバー換装の際に、一部のレバーが干渉しプレイ以外の問題が筆者としては気になります。
一方で、多くのプロゲーマーが使用しており、性能に関しては折り紙つきです!また、クアンバ製ですが先ほど紹介した「ドローン」とは違い、最初から三和部品なのが嬉しいポイントですね。
ボタン配置が気になる方はオブシディアンをベースとした白の「Pear(パール)」もあります。こちらはノワール配置でレバーとボタンの間隔が広くなっています。他にもレバーレス化キットやクリア天板などの改造キットが豊富なのも特徴です。
まとめ
他にも紹介したいものがありますが、ハイエンドモデルは品薄で値段が高騰しているため今回は省略しました。
今回紹介したクアンバからは、新作のオブシディアン2が発表されており、ハイエンドモデルで躊躇している人は、各メーカーの新作を待つのもありだと思います。
アケコンは一期一会、逃すと入手困難になりますので注意してください。皆さんの格ゲーライフに幸あれ!
画像出典
https://hori.jp/products/p5/fs_alpha/
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