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2023.02.26 UP

60Hzモニターと144Hzモニターの違い│リフレッシュレートと応答速度についても解説!

今回は、ゲーミングモニターによく記載されている「〇〇Hz」「〇〇ms」などのスペックは、具体的にどういう働きをするのかを解説し、60Hzモニターと144Hzモニターの違いを紹介します。

「60Hzも144Hzも大して変わらないでしょ?」

「どんくらい変わるの?実感できる?」

と気になっている方はぜひご覧ください。

Hz(リフレッシュレート)と応答速度とは?

モニターのスペック表記によく記載されている「Hz」と「応答速度」とは、具体的にどういうパラメーターのことを指しているのかを解説します。

Hz(リフレッシュレート)とは

Hz(リフレッシュレート)とは、「1秒間に、最大何枚の画像(コマ)を表示できるかの単位」です。

身近な例でいうと、パラパラ漫画をめくるスピードと同じです。秒間でめくれるページの枚数が多ければ多いほどヌルヌル動いているように見えます。

しかし、パラパラ漫画を仮に秒間60ページめくれるパワーがあるとして、その漫画自体に30枚しかイラストが描かれていない場合は、秒間30ページしかめくることが出来ません。

これをボトルネックと言います。

どれだけの枚数の漫画が描かれているかは、PCやゲーム機で言うと「最大〇〇fpsで映像を出力できるかのスペック」に依存します。

応答速度(ms)とは

応答速度(ms)とは、「送られてきた映像を、どれだけ早くモニターへ送り出すことができるかの単位」です。

前述したリフレッシュレートと密接に関わってくるパラメーターで、応答速度が極端に遅いと、画面の切り替わりにズレが生じてチラつきが発生します。

ティアリングの一例(イメージ)

ゲーミングモニターにおいて応答速度も重要と言われるのはこのためで、PCスペックは十分足りているのにFPSゲームでの激しい戦闘時に相手を見づらいと感じる時は、応答速度が遅いモニターを使用している場合が多いです。

60Hzと144Hzの数値比較

リフレッシュレート画面更新速度推奨応答速度
60Hz16.67ms16ms以下
144Hz6.94ms6ms以下

60と1440Hzモニターのリフレッシュレート・リフレッシュレートを秒数に変換した数値・推奨される応答速度を表にしました。

現在販売されているモニターの中では、画面更新速度に対して応答速度が遅いものはほぼありませんが、購入する際には一応注意して確認しておきましょう。

だいたいゲーミングモニターとして販売されているモデルは、5ms以下のものがほとんどなので、ゲーム用途の場合は、普通のモニターではなくゲーミングモデルから購入するようにしてください。

60Hzと144Hzの違いは画面更新速度を見れば一目瞭然で、その差は約10msもあります。

10msは約0.16秒となり、0.16秒も遅れると人間はなんかモッサリするなと知覚できるレベルで違いを実感します。

筆者は格闘ゲームをよくプレイしますが、ラグ表記で1msと5ms両方を比べた環境でさえコンボ中にラグいなと感じるので、それが10msにまでなると試合を拒否するレベルでゲームになりません。

対戦ゲームをよくやるなら、144Hz以上のゲーミングモニターを使えと言われるのはこのためで、60Hzで対戦ゲームをやるのは不利にしかならないので、144Hzモニターを強く推奨します。

144Hzモニターは60Hzモニターに比べてゲーム内で具体的に何が変わるのか

反応速度が上がる

前述した画面更新速度は、なんとなくモッサリするなと認識はできますが、反射できるスピードではないことは確かです。

ですが、敵が動いたと認識し始めるスピードが速いということは、結果的に反応できる速さが上がるということに繋がります。

これは僅かな差ですが、一瞬の反応速度が明暗を分けるFPSや格闘ゲームでは非常に大事な要素です。

勝ちたいなら良いモニターを使えという一番の理由でもあります。

激しい戦闘で視認しやすくなる

FPSやアクションゲームなどで、激しいエフェクトや敵と味方が入り乱れるというシーンで、見づらいという経験をした方が多いと思います。

特に『Apex Legends』などの移動しながら射撃をし、キャラクターのアビリティスキルを使うFPSでは顕著で、マズルフラッシュやスキルに隠れた敵を視認するには、非常に細かいフレームレートが必要です。

映像が綺麗だと感じやすい

画質が実際に上がるわけではありませんが、ヌルヌル動く映像は感覚的にきれいな映像だなと感じる要素です。

これは対戦ゲームだけでなくオフラインのRPGやアドベンチャーゲームでも受けられる恩恵なので、「対戦ゲームをしないから60Hzモニターでいいや」と思っている方にも144Hzモニターをおすすめする理由になります。

3D酔いしにくくなる

3D酔いする理由の一つに「カクカクした映像を見ているから」というのがあります。

これは筆者の周りにいる酔いやすい知人全員が経験していることで、60fpsを下回るようなゲーム画面を長時間見続けていた知人は100%酔っていました。

ですが、144Hz以上のモニターとゲーミングPCを導入したことにより、少なくとも筆者の知人は3D酔いから開放されていました。

3D酔いするからFPSゲームとかは出来ないという方にとって、144Hzモニターを使えば3D酔いが改善されれば、遊べるゲームが増えるので実際に試してみる価値は十分にあります。

60Hzモニターのメリット

これまで144Hzモニターの良いところだけを取り上げてきましたが、60Hzモニターにもメリットはあります。

ここでは60Hzモニターをあえて使う場合、どういったメリットがあるのか、どんな用途に向いているのかを紹介します。

サブモニターに最適

一番適しているのがサブモニターとしての利用です。

単純に作業スペースを広げるために使用したり、ゲームとは別に動画鑑賞をしながらといった使い方は、60Hzモニターで問題なくできます。

縦置きにして上半分を動画、下半分をディスコードのチャット画面にしたり、スマホゲームを大画面でプレイするなど、用途は幅広くあります。

価格が安い

60Hzモニターは144Hzモニターに比べて価格が安く、4K液晶モデルともなると、60Hzと144Hzで4万円近くも価格差が開くモニターがあります。

前述したサブモニターに最適というメリットは、サブなのでなるべく安く済ませたいという要望もクリアできるという理由も含まれています。

価格が安くなる分、画質重視のモニターを買うという選択肢もアリです。メインモニターはフルHD144HzでFPS用、サブモニターは4Kの60Hzにして動画鑑賞やRPGなどを楽しむといった使い分けが可能です。

まとめ

今回は、数値を出した上で実際に使用した時に、60Hzモニターと144Hzモニターにはどういう違いがあるのか、それぞれのメリットを紹介しました。

やはりPvPゲームにおいては144Hzモニターを使用するのが優れていて、それは数値を見ても明らかで筆者も実際に違いを感じられるものでした。

しかし60Hzモニターは性能ではたしかに劣っていますが、60fps環境で使うという点では非常に優秀で、オフラインゲームやサブモニターとしての用途にコスパよく対応できます。

大事なのは用途にあった使い方です。今回紹介した違いを参考にして、144Hzと60Hzモニターをうまく使い分けてみてください。

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