みなさんは「eスポーツ」と聞くとどんなゲームを思い浮かべるでしょうか!
日本では、『Apex Legends』や『VALORANT』といったFPSや、『FORTNITE』や『PUBG』などのTPSが、メジャータイトルとして広く認知されていると思います。
しかし、長らくeスポーツ業界を牽引し、今もなお全世界でトップクラスの人気を誇るタイトルがあります。それが『League of Legends』です。
大会や人気ストリーマーの配信などがきっかけで、「League of Legendsをはじめてみたい!」と一度は思った人もたくさんいると思います。
一方で、「敷居が高い」イメージを抱いている人が多いのも事実です。
そこで今回は
・興味はあるけど難しそうで手が出ない。
・何から始めたらいいのかわからない。
・最初に覚えておくことってある?
といった悩みを抱えた初心者の人が、LoLの世界に飛び込むための基礎知識について紹介していきます。
『League of Legends』って?

『League of Legends』は、「Multiplayer Online Battle Arena(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」通称「MOBA」というジャンルに分類されます。
MOBAはプレイヤーが2チームに分かれて対戦し、相手の本拠地を破壊した方が勝利というのが基本的なゲームデザインとなっています。
世界的な人気
LoLは、数あるMOBAのタイトルのなかでも圧倒的な人気を誇り、プレイ人口は全世界で1億人を超えています。
eスポーツタイトル全体を見ても、世界最大規模でプレイ人口の多いタイトルです。
賞金付きの世界大会も毎年開催されており、昨年開催された『Worlds 2021』の賞金総額は2億円以上と非常に高額です。
また、この大会は日本のプロチーム「DetonatioN FocusMe」が、初めてグループステージへ進出したことで、大きな盛り上がりを見せました。
LoLは難しい?
チームとしての戦略や仲間とのコンビネーション、チャンピオンの相性やアイテムの効果など、覚えることはたくさんありますが、最初からすべてを網羅する必要はありません。
プレイするだけなら、基本的なゲームのルールと操作を覚えていれば大丈夫です。
どのゲームにも言えることですが、最初は連戦連勝とは程遠く、負け続けることになるかもしれません。しかし、対戦を重ねていくなかで強い行動やチャンピオン、有効な戦略を学び、それらが勝利へ繋がっていく過程もLoLの魅力のひとつです。
LoLを始めるためには?

いざLoLをプレイしようと決意しても、何から取り組めばいいのかわからない人や、そもそも今の環境でプレイできるのかなど、疑問は尽きないと思います。
そこで、スムーズにLoLを開始するにあたって必要な環境と、あらかじめ決めておくと良いことについて解説していきます。
プレイに必要な環境
近年発売されるゲームの多くは、「PlayStation」や「Nintendo Swith」「PC」とプレイできるハードが多岐に渡っているのが特徴です。
しかし、現時点ではLoLはPCでのみプレイ可能となっています。
推奨動作環境は以下の通りです。
CPU3 GHzデュアルコアプロセッサメモリ4 GB RAMHDD空き容量 16 GBGPUNVIDIA GeForce 8800またはATI Radeon HD 5670 と同等、あるいはそれ以上DirectXDirectX version 9.0 以上OS最新Service Packをインストール済みの Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 10
2009年にサービスを開始したゲームだけあって、かなり推奨環境の条件は緩くなっています。「ゲーム用のPC持ってないからできない!」といった人も、LoLをプレイするだけのゲーミングPCなら、かなり安価で揃えることが可能です。
また、操作はキーボードとマウスさえあれば可能なので、ゲームパッドなどの周辺機器を新たにそろえる必要はありません。
どれだけ安価で手に入るとはいっても、LoLのためにPCを新調するのを戸惑う人もいるのではないでしょうか。
そういった人には、『League of Legends:Wild Rift(リーグオブレジェンド:ワイルドリフト)』がおすすめです。
これは、2020年にリリースされたアプリ版LoLで、スマートフォンやタブレットでもLoLをプレイできるよう新規構築されたタイトルです。
LoLに比べ、試合時間の短縮や、チャンピオンやアイテム数の減少などの違いがあります。
そのためPCが無い人や、よりカジュアルにLoLを楽しみたい人向けのタイトルです。
もちろんPC版をプレイしている人でも楽しめる内容になっているので興味のある人は、こちらも是非チェックしてみてください!
プレイするレーン・ロールを決めよう!
LoLには「TOP(トップ)レーン」「MID(ミッド)レーン」「BOT(ボット)レーン」と呼ばれる3つのレーンが存在しています。
これらのレーン上に配置された敵のタワーを破壊し、最終的に本拠地を破壊した方のチームが勝利となります。
3つのレーンにポジショニングするプレイヤーが計4名、レーンに属さず「ジャングル」と呼ばれるプレイヤーが1名存在するのが現在のスタンダードな形です。
ロールとは各プレイヤーの役割を表す用語です。基本的にレーン名で呼ばれますが、BOTのみレーン名ではなく、「ADC」と「サポート」と呼ばれます。
プレイヤーはゲーム開始後、各自の担当レーンで敵と対峙することになります。ロールによって、プレイスタイルや使用するチャンピオンが大きく変わりますので、プレイする前にある程度、目星をつけておくのがオススメです。
ゲームに慣れてきたら、様々なロールでプレイしてみましょう。
TOPレーン
TOPレーンは、MAPの1番上のレーンで基本的に相手との1vs1となります。他の味方との距離が遠く、他のレーンの影響を受けにくいのが特徴です。
裏を返せば「助けに行きにくいレーン」でもあるため、対面した相手との実力差が出やすいレーンともいえます。
1人でお金や経験値を稼ぐことが可能ですので、TOPレーンでの戦闘を制した際には成長したチャンピオンで、試合を決定づける働きができることも珍しくありません。
また、近接攻撃が得意なチャンピオンが多いのもTOPレーンの特徴です。
「集団戦で活躍したい!」「相手との1vs1を楽しみたい」といった人におすすめのロールです。
MIDレーン
MIDレーンはMAP中央のレーンで、こちらもTOPレーンと同じく相手との1vs1となります。画面中央のレーンということもあり、TOPとBOTの両レーンに干渉できるのが特徴です。
一方で、TOPやBOTだけでなくジャングルからも干渉されやすいレーンですので、常に警戒心MAXでプレイしなければなりません。
MIDレーンが主導権を握ることは、ゲームメイクに大きく影響しますので、重要度がもっとも高いレーンという声もあります。
また、選ぶチャンピオン次第でさまざまな楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。「1vs1もしたいけど、味方とも連携して対戦したい」「広い視野を活かしてゲームをコントロールしたい」といった人におすすめのロールです。
BOTレーン
BOTレーンが他のレーンと大きく違うのは、レーン内に「ADC」と「サポート」の2人のプレイヤーが存在する点です。
ADCは、主にチームの火力源としてダメージを出す役割を担っています。
ADCに適したチャンピオンは、その多くが「序盤は弱く、尻上がりに強くなっていく」大器晩晩成型なのが特徴です。
成長しきったADCであれば、1対複数人が可能になるほどダメージを出せるようになります。
そのため、序盤は、サポートと連携しながら我慢強く経験値とお金を稼ぎ、できるだけ早く成長しゲームを引っ張るのが理想の展開です。
「誰よりもダメージを出して試合に貢献したい」人にはうってつけのロールです。
サポートは読んで字のごとく、ADCが安心して成長できるようサポートするのが役割です。視界の確保や、ADCを攻撃から守るなど、細かい作業が中心となり敵を倒して勝利に貢献するといった華々しい活躍は見込めないかもしれません。
しかし、サポートがしっかりと役割を果たせば、成長したADCの勝敗を決定づける活躍が期待できます。縁の下の力持ちといったイメージがぴったりです。「協力して勝利を目指したい」人におすすめのロールです。
ジャングル
ゲーム時間の多くを中立モンスターの存在する「ジャングル」でプレイするのが特徴です。レーンのプレイヤーの経験値源がミニオンなのに対して、ジャングルでは中立モンスターであることが大きな違いです。
各レーンの状況や、敵ジャングルの位置を把握し、味方を援護しながら各レーンを有利な展開に導くのがジャングルの役割となっています。
そのため、各レーンのキャラ相性や敵ジャングルの動きなど、たくさんの情報から状況判断しプレイしていきます。
ゲーム序盤から終盤まで大きな影響力をもつジャングルは、求められる能力も多いため初心者の人には少し難しいかもしれません。
まずは各レーンをプレイし、そのレーンのセオリーを学んでから挑戦するのがおすすめです。
チャンピオンを選ぼう!
レーンの特徴を知り、ある程度自分のプレイしたいレーンが決まったら次はチャンピオンを選びましょう。
レーンごとに適したチャンピオンが存在しているので、その中から選ぶのがおすすめです。
LoLには現在150以上のチャンピオンが実装されており、必ず自分にあったチャンピオンが見つかるはずです。
もちろんレーンより先に、気になるチャンピオンから選んでも問題ありません。実際に、私自身も「ヴェックス」が使いたいのでMIDレーンでプレイしています!
プレイするモードを選ぼう!
LoLにはプレイ可能なゲームモードがいくつか用意されています。ここでは、オーソドックスな「LoLを楽しむための3つのモード」を紹介します。
ランクマッチ
5vs5の対人戦で、勝敗によってポイントが増減し、ポイントによってアイアンからチャレンジャーまでのティアにランク付けされます。
ランクマッチはシーズン制で、1年間のうち、1月から11月にかけて実施されています。
また、ランクマッチはマッチング前に、あらかじめ自分のプレイしたいロールを2つ選択します。
そのため、自分の得意なロールを最低2つは準備しておきましょう。
チャンピオンの選択方法はドラフトピックという手法で、決められた順序で双方のプレイヤーがチャンピオンを選択していきます。
重複したチャンピオンの選択ができないことや、対面の有利なチャンピオンを選ぶなど、この時点での読みあいはとても重要で奥深く、ランクマッチの魅力のひとつです。
最終的に到達したティアに応じて報酬も準備されているので、ゲームに慣れたら是非腕試しにトライしてみてください!
ブラインドピック
5vs5であることや、各レーンにおけるプレイヤーの配置などはランクマッチと同じです。一方で、ポイントの増減がないことや、チャンピオンの重複選択が可能な点が大きく違います。
特徴としては、ブライドピックという名の通り、相手のチャンピオンが直前にしか判明しません。
そのため、本来であれば回避できた不利なマッチングを強いられることも少なくありません。
とはいえ、基本的なルールはランクマッチと同じなので、カジュアルマッチとして練習用にプレイするにはうってつけのモードです。
初心者の人が、レーンの駆け引きや各ロールの役割などを把握するために利用するのがおすすめです。
ランダムミッド
ランダムミッドは「ARAM」と呼ばれることもあり、5vs5の対人戦ですが、レーンが1本しかありません。また、使用するチャンピオンもランダムに選択されるのが特徴です。
集団戦や普段使用しないチャンピオンの練習に適しており、試合時間も他のモードに比べて短いので息抜きにも最適です。
これらのモードの他にも「TFT」や期間限定のイベントモードなど様々なモードがプレイ可能です。
自分のプレイスタイルにあったモードを探してみてください。
まとめ

LoLはシンプルなルールながらも、高い戦略性や相手との奥深い駆け引きが魅力のゲームです。ランクマッチでより高いティアを目指すプレイスタイルであれば、ゲームとして求められるスキルは高いものになります。
しかし、カジュアルに「LoLを楽しむ」という点だけ考えれば、未プレイの人がイメージしているほどのスキルは要求されません。
世界中でこれだけ人気のあるゲームですから、面白さは疑いようがありません。知らない人とのチームプレイに自信がなければ、友達と一緒に始めてもいいと思います。
今回の記事を参考に、実際にLoLをプレイしてみて面白さに触れてみてください!